先日、兵庫県西宮市の「アンネのバラ教会」様より、アンネのバラの苗を2株贈呈していただきました。
7月に坂本牧師様がご来校の際、このお話しをいただいたのですが、到着した苗を見て、びっくり!苗というには、大変立派な2株でした。お手紙によると、アンネの生まれ故郷、ドイツのフランクフルトに贈るために3年かけて育てられた中の2株をお送りくださったとのことでした。
本校でも、この2年間挿し木を続けていますが、なかなか難しく苦戦をしています。そのような中で、大変心強い2株をいただきました。
また、美しいカードとともに、アンネのバラを接ぎ木で育て、平和のために贈っている山室建治さんの言葉をご紹介くださいました。
「アンネのバラを植えたからといって、戦争がすぐに終わり、平和になるという事はありません!(中略)しかし、アンネの平和の祈りが込められたバラを育てることによって、私たち一人一人に、戦争の愚かさ、平和の大切さを考える心が芽生えてくるのではないでしょうか。この心の結集こそ、『人を憎む心、ねたむ心が煽られて、一気に戦争へと突き進むムードを高める』力に勝るのではないでしょうか。私は必ず勝ると確信します。このことを信じて今日までアンネのバラを育てているのです。」
いただいた2株の苗とともに、この言葉も大切にしてまいります。
ありがとうございました。